『東京note 神楽坂』は、新宿区神楽坂エリアにある話題のお店・スポット等の情報をお届けする「街メディア」です。
神楽坂って「敷居が高いんじゃ…」なんて思われがちですが、最近は若い世代からも注目されている人気スポットになっています。
いつもよりちょっとだけお洒落してみたり、普段とは少し雰囲気の違うお店に行ってみたり。気ままに神楽坂の魅力に触れてもらえるよう、東京note編集部が日々実際に取材を行って得たリアルな情報・写真を掲載しています。
「YAKITORI 葵」って、どんなお店?
神楽坂は高級料亭・割烹・日本料理だけでなく、デートでしっぽり、仲間とわいわいできる和食店も数多くあり、雰囲気よし・コスパよし・料理よしの名店が多いことも特徴です。
そんな神楽坂に通称“美食ビル”と呼ばれるビルがあるのですが、その地下にある人気焼き鳥店が「YAKITORI 葵」です。
焼き鳥店とは思えない外観でとってもお洒落なお店ですが、ワイワイみんなでお話しても全然問題ないので、デートはもちろんのこと、会社帰りや仕事仲間との飲み会などでも幅広く使える1店です。
編集部が注目する「YAKITORI 葵」の魅力
実食レポートに入る前に、よく聞かれる「YAKITORI 葵」の特徴・おすすめポイントをまとめておきましょう。
同店の特徴・魅力としては、特に以下の3つが挙げられています。
②まるでワインバーかと思うほどに充実したワインの品揃え(ソムリエもいます)
③入口から店内まで、全てシックで大人な隠れ家的お洒落店
中でも東京note編集部が注目するのは、やはり絶品の焼き鳥とこだわりのワインのマリアージュ。都内でも評判となっているその味わいはぜひとも堪能したいところです。
「YAKITORI 葵」のあるビルは何故“美食ビル”て呼ばれているの?
ちなみに、前述の“美食ビル”についても触れておくと、このビルの正式名称は「ROJIビル」。
このビルがなぜ美食ビルと呼ばれているかというと、神楽坂の中でも特に人気を集める名店が勢揃いしているからなんです!ビルに入っている人気店は以下の通りです。
ROJIビルに入っている人気店(2020年11月現在)3階:おにくとおやさい くすだま(熊本の大自然で育った厳選食材を用いた絶品料理が楽しめるお店)
2階:BISOUS〔ビズ〕(見栄えも抜群な独創的フレンチがリーズナブルに楽しめるフランス料理店)
1階:ENGINE〔エンジン〕(ビブグルマン連続受賞中の“予約が取れない中華料理店”)
地下:YAKITORI 葵(今回ご紹介するお店。詳細は以下をチェックしてみてくださいね!)
とにかく全店が大人気で、特に1階の「ENGINE」と2階の「BISOUS」は現在では完全に予約困難店の仲間入りを果たすほど。どのお店も絶品料理が味わえるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
「ENGINE」と「BISOUS」に関しては当メディアでも過去に実食レポート記事を執筆しているので、そちらもぜひご参考ください。
「YAKITORI 葵」実食レポート
今回、東京note編集部が「YAKITORI 葵」を訪れたのは2019年7月の夜。どんな料理が待っているのか、心躍らせながら店舗に向かいました。
店舗への行き方・アクセス
ROJIビルは、最寄駅は都営大江戸線の「牛込神楽坂駅」から徒歩3分、東西線「神楽坂駅」から徒歩4分、JR・東京メトロ各線「飯田橋駅」から徒歩5分とアクセス抜群です。
中でも牛込神楽坂駅からの道順が一番向かいやすいので、今回はそのルートをご紹介。まずは牛込神楽坂駅の3番出口から地上に出ましょう。すると目の前に少し広めの「大久保通り」が走っていますので、その道を右に進んで「神楽坂上」の交差点を目指します(歩いて数十秒です)。
交差点についたら、曲がらずにそのまま直進して信号を渡ります。そして渡ってすぐ右のところに細い道があるので、今度はそこを右折。
すると小さな公園を挟んで、目の前にはオシャレな照明できらめく素敵なROJIビルが見えてきます。葵はそのビルの地下にあります。
店舗の内観
店内はカウンターとテーブル、半個室が2つあり、座席は全部で22席。こじんまりしていますが、カウンター上の木目細工など、全体的に和のテイストでオシャレな店内になっています。
カウンターはデートにぴったり、テーブルや半個室は会社や仲間とワイワイするのにもってこいです。取材にお店訪問した時も半個室では賑やかに楽しそうな宴会が開かれていましたw
料理紹介:串だけじゃない、一品料理も注文したい葵
それでは「YAKITORI 葵」の料理を紹介していきましょう。編集部は15品4,500円(税別)コースでお願いしましたが、焼き鳥だけでなく一品料理もすごくレベルが高く美味しかったので、次回訪問時には一品ずつ選んでみようと思っています。
前菜
この日の前菜は以下のメニューでした。
・ホワイトアスパラムース
・胸肉とじゃがいものジェノベーゼ
・ささみ胡麻せんべい
(上記メニューは写真の上から時計回りに記載)
ホワイトアスパラムースはバゲットと一緒にいただきます。バゲットに少しハチミツが塗られており、ほのかな甘みがホワイトアスパラにもよく合います。
ささみ胡麻せんべいは、せんべいと名前に付いていますが、パリパリではなくしっとり、胡麻の香ばしさと塩気が程よく、おつまみにもぴったりな味わいでした。
壱ノ串 ささみのさび焼き、せせり、おび
ここから串と一品料理が交互に出てくる嬉しいラインナップ。まずは壱ノ串として、ささみ、せせり(首)、おび(ももの中心で希少部位)を堪能しました。わさびや塩でさっぱりといただきます。
おびはプリプリで程よい弾力があり、噛むと中から肉汁が出てきて、肉本来の味わいを感じることができました。
肉菜盛
鶏肉を使った盛り合わせで、写真左から下記の順に並んでいます。
・季節野菜のテリーヌ
・胸肉のトマト煮
・チキンと玉ねぎのフィロ包み焼
ここで意外にもテリーヌが登場。きゅうり、ヤングコーン、にんじん、オクラなど7種ほど野菜が入っており、さっぱりとした味わいが逆にアクセントになっています。
フィロ包み焼きは中の鶏肉がトロけるほど柔らかく、下に引いてあるトマトピューレにはオニオンパウダーが入っており、イタリアンな味わいの一品に仕上がっています。
弐ノ串 野菜串2種
この日は「金針菜」と「マコモダケ」の2種が野菜串で登場。塩でさっぱりといただきました。
金針菜はユリのつぼみ部分で、かすかな苦味がクセになりそう。小さいのでいくつか一緒に食べると面白い食感にもなりますね。
マコモダケはキノコではなく、実は「筍」の一種。食感も筍に近く、非常にさっぱりとした味で、焼き鳥の間に食べるにはもってこいの野菜でした。
鶏肉とキャベツのパテ
パテの中にはキャベツが入っており、鶏肉も完全にすり身になっているわけではなく、ゴロゴロと身が残っていて食べ応え十分。味はあっさりめだったので、白ワインにも赤ワインにも合う味わいでした。
参ノ串 レバー、つくね
最後はボリューミーでこってり系のレバーとつくね。どちらもタレでいただきます。
レバーは大ぶりで、ふわふわトロトロのため、口いっぱいに頬張りたくなる一品でした。
つくねは見た目がかなり細いですが、食べればすごくジューシーで中から肉汁が溢れてきます。ぎゅっと旨味が凝縮されている感じで、いつまでも食べていたいと思わせてくれる味わいでした。
そして、最後は鶏スープであっさりと〆て、コースは終了。美味の連続で大満足な2時間でした。
今回のご紹介は以上となりますが、この他にも「YAKITORI 葵」では様々な料理・ワインが用意されているとこと。とってもお洒落な雰囲気と絶品料理を同時に味わいたい贅沢さんにおすすめなお店です。
「YAKITORI 葵」さん、とっても美味しい料理をありがとうございました!
「YAKITORI 葵」の衛生対策は?
新型コロナウィルスの蔓延によって外食時に不安を感じる方も少なくないと思いますが、少しでも安心して食事が楽しめるよう「YAKITORI 葵」では衛生対策も徹底されています。
2020年11月現在では、以下のような対策が行われているようです。
②隣客との距離確保または間仕切りあり
③従業員の手洗い・うがい・出勤前の検温・マスク着用の徹底
④店内に手指消毒液を用意
⑤座席数を減らして営業
お店側が徹底した衛生管理をされているので、安心して「YAKITORI 葵」を利用することができますよ!
「YAKITORI 葵」のテイクアウト情報
最近ではテイクアウト・デリバリーの利用も増えてきていると思いますが、「YAKITORI 葵」でも以下のようなテイクアウトが可能になっています。
テイクアウトなら同店のとっても美味しい料理がお家でも手軽に楽しめるので、気になる方はこちらもぜひ利用してみてくださいね!
【受付時間】12:00~21:00
【受け渡し時間】17:00~21:30
テイクアウトメニュー
◆焼鳥5本セット 1,200円
(本数はご希望を受けて対応可)
◆鶏の唐揚げ8個 800円
◆水牛モッツァレラのサラダ
◆グリル野菜の温サラダ 各900円
◆フレンチフライ 500円
◆葵のオードブル4種盛り 1500円
・野菜のテリーヌ
・鶏肉とキャベツのパテ
・合鴨ロース
・鶏胸肉のほぐしのナムル風
・フルーツトマトのカプレーゼ
(上記から4種類を選択)
隠れ家、オシャレな店内に焼き鳥とワイン(お酒)は誰もが喜ぶ
神楽坂にはオシャレな焼き鳥屋がたくさんありますが、「YAKITORI 葵」ももちろんそんなお店の1つ。隠れ家感もたっぷりなので、デートはもちろんのこと、接待での利用や同僚・友人たちとの飲み会など、楽しい時間を過ごすにはもってこいのお店でしょう。
内緒にしておきたい1店であると同時に、誰かを連れてきたいと思うはず。神楽坂の雰囲気満点な「YAKITORI 葵」をぜひ堪能してみてくださいね!
公式HP:http://www.mashup-group.com/aoi-guide
店舗名 | YAKITORI 葵 | ||||
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営業時間 | 17:00~23:00 | 価格帯 | ¥6,000〜¥7,999 | ||
定休日 | 日曜日・祝日 | 電話番号 | 03-6457-5974 | ||
席数 | 22席 | 個室 | 有り(最大8名) | ||
禁煙・喫煙 | 分煙 | 利用シーン | デート、友人と、会社で | ||
背伸び度 | ★★ | 予約難易度 | 早めの予約を推奨 | ||
編集部メモ | 焼き鳥屋とは思えない外観で、お店も「ワインと焼き鳥」と謳っており、実際店内はかなりオシャレですが、ワイワイ話して全然問題ないので、デートから会社、仲間飲みなど幅広い用途で使える、知っておきたい1店です。 |
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住所 | 東京都新宿区神楽坂5-43-2 ROJI神楽坂 B1F 東京都新宿区神楽坂5-43-2 ROJI神楽坂 B1F |