※神楽坂「紀の善」は、2022年10月に閉店しました。
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いつもよりちょっとだけお洒落してみたり、普段とは少し雰囲気の違うお店に行ってみたり。気ままに街の魅力に触れてもらえるよう、東京note編集部がリアルな情報を掲載しています。
紀の善って、どんなお店?
神楽坂は美食の街として広く知られていますが、とっても美味しいスイーツのお店も多く軒を連ねています。今回ご紹介する「紀の善」は、まさに神楽坂の街らしい絶品“和スイーツ”が楽しめる人気の甘味処。昼夜問わず、その味を求めて多くの人で店内は溢れています。
今回は神楽坂散策時の休憩やお土産にもぴったりな「紀の善」のスイーツ紹介を中心に、お店の魅力を東京noteが実食レポートでお伝えしていきます。
紀の善の特徴・魅力
実食レポートに入る前に、改めて「紀の善」の特徴・魅力をポイントとしてまとめておきましょう。紀の善が人気を集める理由は、ここにあります。
特徴・魅力①:神楽坂随一の老舗甘味処
紀の善は、神楽坂の街の中でも老舗の甘味処で、その歴史は1948年から始まります。創業70年を超えるその時間は、多くの人々から愛され続けている証。そしてまたそれは、長く支持されるこだわりの甘味・スイーツを提供し続けてきた名店の証でもあります。
特徴・魅力②:抹茶ババロア発祥のお店
そんな紀の善の長い歴史の中で、今では定番となった和スイーツの元祖が生まれました。「抹茶ババロア」です。そう、紀の善は抹茶ババロア発祥のお店。訪れる多くの方は、この抹茶ババロアを注文し、そのほろ苦い美味しさに舌鼓を打っています。
後ほど実食レポートでご紹介したいと思いますので、気になる方はぜひそちらもご覧ください。
特徴・魅力③:テイクアウトすれば手土産にも
そして抹茶ババロアをはじめとした甘味・スイーツは、紀の善の店内で楽しむことができるのはもちろんのこと、テイクアウトすることも可能です。神楽坂散策での休憩やショッピングがてら店内でいただいてももちろん良いですが、甘味・スイーツは手土産としても大人気なので、どちらもおススメです。
このような多くの人々を惹きつける特徴・魅力がいっぱいの「紀の善」。神楽坂・飯田橋エリアに訪れた際は、つい立ち寄りたくなってしまうお店です。
「紀の善」実食レポート
それではここからは、東京note編集部が実際に「紀の善」を訪問して感じた魅力を、実食レポートでお届けしていきます。
皆さんが訪れる際のご参考にぜひご覧くださいね!
紀の善へのアクセス・行き方
まずは紀の善へのアクセス・行き方を押さえておきましょう。下の写真を参考にしていただきながら向かってみてくださいね!
同店は、神楽坂のメインストリート・神楽坂通り沿いに構えており、東京メトロ東西線・南北線「飯田橋駅」からは非常に近い位置にありますので、ここから向かうのがオススメ。
B3出口から地上に出ると、目の前に早速神楽坂通りが現れます。そうしたら、すぐ右を見てみましょう。すると「不二家 飯田橋神楽坂店」のペコちゃんのお隣に、もう「紀の善」が見えます。簡単に来られますね!
JRの飯田橋駅でも西口改札から出ればとても近いので、JRの場合は西口から出て外堀を橋で渡って向かいましょう。
ちなみに写真に見えている「不二家 飯田橋神楽坂店」も神楽坂では人気のスイーツ店。全国でもここでしか買えない『ペコちゃん焼き』が販売されていますので、こちらも神楽坂散策時の食べ歩きなどにオススメのお店です。
紀の善の外観・内観
続いて店舗の外観・内観をチェック。まず外観ですが、甘味処らしい和風な空気を纏った店構えとなっています。
暖簾がこれまた神楽坂らしい和の風情を膨らませていて、とっても情緒深く気品に溢れていますね!
また入り口手前にはメニューのサンプルも並べられています。どれも美味しそうなものばかりなので、和スイーツが好きな方にとってはこれだけでテンションが上がってしまうでしょう(笑)。
店内に入ると、縦に長い空間が広がります。1階2階ともに複数のテーブル席が並べられており、席数は全部で80席。1階は4人掛けテーブルが多いので、3〜4名で訪れた場合は1階を利用しましょう。
個室はありませんが、それぞれの席が比較的ゆったりと置かれているので、周りを気にせず寛げるよう配慮されています。神楽坂散策やショッピングで少し休憩したい時などに、まさにぴったりな空間です。
店内の雰囲気
店内は和の甘味処らしくしっとりとした空気感ではありますが、気軽に会話もできる雰囲気が広がっています。そのような意味では、神楽坂散策の休憩だけでなく、お友達とのカフェ会やスイーツ女子会、デートなどにも利用しやすいと言えるのではないでしょうか。
ただかなりの人気店なので、15時頃など時間帯によっては満席になってしまうこともしばしば。訪れる際は15時より前の時間帯がオススメです。
紀の善名物の絶品和スイーツ「抹茶ババロア」と「あんみつ」
ではここからはお待ちかね、「紀の善」の絶品スイーツ・甘味のご紹介です。
今回は東京note編集部が実際にいただいた紀の善の代表メニューと言える「抹茶ババロア」と「あんみつ」をご紹介します。
特に抹茶ババロアは紀の善が発祥のスイーツで、お客さんの注文率も非常に高いメニュー。ぜひご参考にご覧くださいね!
あんみつ
まずは紀の善でも抹茶ババロアに次ぐ人気メニューの「あんみつ」から。紀の善では数種類のあんみつが用意されていますが、今回は定番の「あんみつ」(777円)を注文しました。
涼しげな寒天がたっぷりと敷き詰められ、真ん中には紀の善こだわりのあんこが真ん丸と添えられています。また大きくカットされたフルーツも負けず劣らずの存在感。これぞあんみつ!といった美味しそうな“風貌”です。
このままでももちろん美味しいですが、せっかくですからシロップをたっぷりかけていただきましょう。
全体の照りが増し、さらに美味しそうな色合いに。そのシロップを纏った寒天、あんこ、フルーツを一緒に口に運べば、和スイーツ好きな方にとってはまさに至福の瞬間が訪れます。
あんこは甘過ぎないので全くしつこくなく、寒天の涼しげな食感とフルーツの酸味が相まって、非常に美味。ボリュームもたっぷりですが、ペロリと食べられてしまう美味しさでした。人気メニューなのも頷けます。
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