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いつもよりちょっとだけお洒落してみたり、普段とは少し雰囲気の違うお店に行ってみたり。気ままに街の魅力に触れてもらえるよう、東京note編集部がリアルな情報を掲載しています。
『松の実』って、どんなお店?
神楽坂では和食やフレンチ、イタリアン等、様々な名店が多く軒を連ねている中、意外と少ないのは韓国料理のお店。ただその中で、際立つ人気を誇るお店があります。その名は『松の実』。
韓国料理というと豪快な焼肉などがパッとイメージされますが、松の実では伝統的な韓国の「宮廷料理」が楽しめるということで、その希少性からも多くの支持を得ています。
そこで今回は、都内屈指とも評される韓国宮廷料理店『松の実』の魅力を、東京noteが実食レポートでお伝えしていきます。
『松の実』の特徴・魅力
さて実食レポートに入る前に、松の実の特徴・魅力を頭に入れておきましょう。ササッと手軽にお店の特徴を知りたい方は特にチェックしてみてくださいね!
編集部注目ポイント①:伝統的な韓国宮廷料理を提供
まず1つ目の特徴・魅力は、何と言っても伝統的な「韓国宮廷料理」が楽しめるという点でしょう。焼肉などの“ザ・韓国料理”ももちろん美味しいですが、五味五色であしらわれた健康的で優しい味わいの九節板(クジョルパン)などの韓国宮廷料理は、都内でもなかなか楽しめない味わいです。
編集部注目ポイント②:ミシュランガイドで1つ星を獲得
その味わい深さを証明するものとして、松の実は過去にミシュランガイドで1つ星を獲得しています(2012年)。1日4組までしか予約を受けていないこともあり、予約難易度も少し高めではありますが、少し待ってでも訪れたい名店と言えるでしょう。
編集部注目ポイント③:家庭的で温かな雰囲気
また松の実は、家庭的で温かな雰囲気も人気を集める理由の1つ。細い細い路地裏の一軒家を改築して建てられた店舗、上品で丁寧な接客。それらから紡ぎ出される優しい空気感は、とっても心が安らぐと評判です。
このような多くの人々を惹きつける特徴・魅力がいっぱいの『松の実』。都内で普段とは違うご飯を楽しみたい時は、必ず候補に入れたいお店です。
ではポイントを確認したところで、続いて実食レポートに移りましょう!
『松の実』実食レポート
ここからは東京note編集部が実際に『松の実』を訪問して感じた魅力を、実食レポートでお届けしていきます。皆さんが訪れる際のご参考にぜひご覧くださいね!
店舗へのアクセス・行き方
まずはお店へのアクセス・行き方を押さえておきましょう。少し場所がわかりづらいので、下の写真を参考に向かってみてくださいね!
松の実は神楽坂の「兵庫横丁」という細い路地にある隠れ家的なお店。都営大江戸線「牛込神楽坂」駅から向かうと近いので、こちらから向かうのがおすすめです。
牛込神楽坂駅の3番出口から地上に出たら、まずは右に進んで、「神楽坂上」の交差点を目指します。
交差点に着いたら神楽坂のメインストリート・神楽坂通りを飯田橋方面(交差点を右折)に向かって上っていきましょう。少し歩くと、右手に神楽坂のシンボル・毘沙門天善國寺が見えてきますよ!
そしてここからがポイント。松の実に行くには、その毘沙門天善國寺の真向かいにある極細の路地を入っていきます。この路地が非常にわかりづらい(一見すると路地なのかもわからないくらい目立たない)ので、下の写真を参考にしながら見つけてみてくださいね!
路地に入ったら、真っ直ぐ進んでいきます。少し不安になるくらい細い路地ですが(笑)、そのまま直進しましょう。数十m進んだ先、下り階段の手前に『松の実』が見えてきます。
かなり細い路地を抜けていくためわかりづらいかもしれないので、迷わないように気をつけましょう!
ちなみに松の実をそのまま通り過ぎて階段を下りたところには、“古田さんの家”で人気の隠れ家中の隠れ家イタリアン『ARBOL』があります。気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね!
店舗の外観・内観
続いて店舗の外観・内観をチェック!前述の通り一軒家を改築して造られた店舗なので、外観からはその温かな家庭の雰囲気を感じます。
店内に入り廊下を抜けると、ディナースペースが広がります。
座席は全部で16席。一日4組限定のお店なので、大きなテーブルが4組分のみ並び、その他随所に韓国の伝統を感じるインテリアが飾られています。とても落ち着いた空間ですね!
店内の雰囲気
店内はワイワイと賑やかというよりは、上品でしっとりと落ち着いた雰囲気。柔らかに流れるBGMも心地良さを増幅させます。
4組分のテーブルのみ置かれているので、それぞれ距離感もたっぷり設けられており、お隣も気になることなく美味しい料理と会話を楽しむことができそう。大切な方との会食やデートのディナーなどにもぴったりなのではないでしょうか。
都内屈指の絶品韓国宮廷料理たち
ここからはお待ちかね、松の実の絶品料理のご紹介です。今回は東京note編集部が実際にいただいた「季節のコース」(6,500円)の一部をご紹介します。
白胡麻のお粥
ご紹介一品目は「白胡麻のお粥」です。日本のお粥とは少し異なる、お米の原型のない粘り気の強いお粥になっています。
こちらは白米と白胡麻をすり潰して作られており、ねっとりとした舌触りの後から白米の甘さ・白胡麻の香ばしさが追いかけてきます。胃を保護する役割があるとのことで、コースの一品目としてぴったりな料理でした。
Nextpage:韓国宮廷料理といえばコレ!彩りも豊かな「九節板(クジョルパン)」を実食!
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