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いつもよりちょっとだけお洒落してみたり、普段とは少し雰囲気の違うお店に行ってみたり。気ままに街の魅力に触れてもらえるよう、東京note編集部がリアルな情報を掲載しています。
『イル スカンピ』って、どんなお店?
神楽坂は美食の街としても知られ、数多くの飲食店が軒を連ねていますが、近年ではイタリアンが特に人気を集めています。その中で今回ご紹介するのは、ヴェネツィア料理の専門店『イル スカンピ』。
神楽坂の路地裏にひっそりと佇む同店は、そのヴェネト料理の美味しさに魅了された人々の笑顔と笑い声でいつも満たされ、大盛況。今回はそんな『イル スカンピ』の魅力を、東京noteが実食レポートでお伝えしていきます。
編集部が注目する『イル スカンピ』の3つの魅力
実食レポートに入る前にイル スカンピの特徴・魅力を押さえておきましょう。まずは手軽にお店の特徴を知りたい!という方は特に要チェックですよ!
注目ポイント①:ヴェネツィアの郷土料理に特化
イル スカンピを象徴する特徴といえば「ヴェネツィアの郷土料理専門」という点。“イタリアにイタリア料理はない”と言われるほど、地域によって特徴が異なるイタリア料理の中でも、アドリア海沿岸に浮かぶ世界遺産の都市ヴェネツィアで愛される料理を楽しむことができます。都内でも珍しいその特徴が、多くの人々を魅了して離しません。
注目ポイント②:絶品“スカンピ(赤座海老)”料理が人気
「スカンピ」は日本では赤座海老(手長海老)という名で知られていますが、同店では店名の通り絶品スカンピが特に大人気。海老好きな方は大興奮必至の絶品スカンピメニューが多数用意されています(下の写真は実際のグランドメニュー(2019.09時点)で、この他にその日の特別メニューもあります)。
注目ポイント③:“美食通り”に佇む隠れ家イタリアン
そして同店をさらに人気にさせているのはお店の“隠れ家感”。「知る人ぞ知る美食通り」として神楽坂通に有名な小栗横丁にひっそりと構える同店は、まさにイタリアの街中にある小粋なバルを彷彿とさせる佇まい。
友人・知人に紹介すれば一目置かれるような、そんな“気さくな優越感”すら感じさせてくれる雰囲気が、人気に拍車をかけています。
このような多くの人々を惹きつける特徴・魅力がいっぱいのイタリアン『イル スカンピ』。海老好きな方はもちろんのこと、一工夫効いたイタリアンを味わいたい方にもぴったりなお店です。
ちなみに同店から数十m離れたところには系列店『イル ボッリート』があります。“美食の町”として名高いエミリア-ロマーニャ州(イタリア北東部)の料理のみを扱ったイタリアンのお店なので、気になる方はこちらもぜひチェックしてみてくださいね!
ではイルスカンピの話に戻って、続いて実食レポートに移りましょう!
『イル スカンピ』実食レポート
ここからは東京note編集部が実際に『イル スカンピ』を訪問して感じた魅力を、実食レポートでお届けしていきます。皆さんが訪れる際のご参考にぜひご覧くださいね!
イルスカンピへの行き方・アクセス
まずはイルスカンピへの行き方・アクセスから押さえておきましょう。イルスカンピは神楽坂でも“知る人ぞ知る美食通り”と言われる「小栗横丁」にありますが、その路地自体の場所が少しわかりにくいので、東京note編集部が実際に撮影した下の写真をもとに向かってみてくださいね!
その小栗横丁には、神楽坂の象徴「毘沙門天善國寺」の横から入っていきましょう。都営大江戸線「牛込神楽坂」駅A3出口から徒歩約5分ほど、神楽坂通りを緩やかに上っていくと善國寺が見えてきます。
神楽坂通りから善国寺を正面に見ると、左脇に路地があります。この路地を進んでいきましょう。
道なりに歩くと途中で十字路にぶつかりますが、曲がらずに真っ直ぐ進みます。そのまま進んでいき、左手側の最初の路地を左折しましょう。
すると、この道が「小栗横丁」。情緒深さに加えて、どこかノスタルジックな雰囲気も漂う“美食の小径”の登場です。
ここを真っ直ぐに数十m進めば、イルスカンピが見えてきます。
このルートなら最初のスタート地点がまずわかりやすく、その後もほぼ道なりに進めばOKなので、迷わずたどり着けるでしょう。他のルートで向かうことももちろんできますが、かなり路地をくねくねと進まないといけないので、方向感覚に自信がない方は少し難しいかもしれません。
今回ご紹介したルートがオススメですので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
店舗の外観・内観
続いて店舗の外観・内観をチェック!
前述の通り、イル スカンピは神楽坂の中でも“コアな路地”小栗横丁にひっそりと構えるお店。佇まいはまさにイタリア・ヴェネツィアのバルを思わせるようなシックでお洒落な外観が特徴です。木枠の窓が大人の雰囲気を醸し出していて、とってもスタイリッシュですね!
店内に入ると、そこはベネツィア料理を楽しむお客さんの笑顔と笑い声でいっぱい。
入り口手前には2〜4名用のテーブル席、店内奥には厨房とそれを囲むように配置されたカウンター席が用意されています。
友人・知人と複数人で訪れたのならワイワイと会話を楽しみながら過ごせるテーブル席が、カップルでの来店であればシェフのパフォーマンスも見られるカウンター席がオススメです。
カウンター席で美味しい料理とお酒を一緒に楽しめば、二人の距離もグッと近づくこと間違いなしではないでしょうか^^
店内の雰囲気
店内はしっとりと落ち着いているというよりは、ワイワイと活気のある明るい雰囲気。肩肘張らず、居心地の良い時間が過ごせそうです。
またカウンター席は、お一人様での利用も良さそう。シェフとの距離が非常に近いこともあり、シェフが常に目配りをしながら気さくにお話をしてくれるので、食事と会話の両方を楽しめます(実際に取材日も3人の方がお一人様で楽しまれていました)。
友人・知人との飲み会やデートのディナー、お一人様での利用など、様々なシーンで大活躍間違いなしの雰囲気でした^^
イルスカンピこだわりの絶品ヴェネツィア料理
ここからはお待ちかね、東京note編集部が実際にいただいたイルスカンピの料理のご紹介です。
同店ではこだわりのスカンピ(赤座海老)メニューをはじめとして、多数のヴェネツィア料理が用意されています。ぜひ訪れる際のご参考にどうぞ!
前菜4種盛り合わせ
まずご紹介1品目は「前菜4種盛り合わせ」(1,500円〜)。ヴェネツィア料理定番のものからメニューにはないオススメの前菜まで、様々な味わいを楽しめます。
特に「バッカラ マンテカート」(鱈のリエット/写真奥)は北イタリアでは定番のメニューですが、なかなか他のイタリア料理店では味わえない一品。細かくほぐした干し鱈と玉ねぎ・牛乳を煮込み、マッシュポテトを加えて濃度を出した冷製の前菜です。
とってもクリーミーで風味豊か。“口馴染み”のある定番イタリアンとは異なる、新しい味に出会えたような感覚を楽しめました。
Nextpage:次はイルスカンピのスペシャリテ!デザートではない“パンナコッタ”!?
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