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いつもよりちょっとだけお洒落してみたり、普段とは少し雰囲気の違うお店に行ってみたり。気ままに街の魅力に触れてもらえるよう、東京note編集部がリアルな情報を掲載しています。
『梅香』って、どんなお店?
神楽坂はグルメの街としても名を馳せるエリア。特にハイレベルな和食とフレンチのお店が多いのが特徴ですが、近年では中華のお店も大人気。中でも牛込神楽坂駅近くにある四川料理店『梅香』は、数週間前でも予約が取りにくいほど、人気を集めています。
四川料理特有の痺れる辛さの中にある、梅香ならではの繊細さ。神楽坂の中華店の中でも屈指の人気を誇る同店の魅力を、東京noteが実食レポートでご紹介します。
編集部が注目する『梅香』の3つの魅力
実食レポートに入る前に、梅香の特徴・魅力を編集部の注目ポイントとしてまとめておきましょう。まずは手軽にお店の特徴を知りたい!という方は特に要チェックです!
ポイント①:女性シェフならではの繊細な技術
梅香のシェフは、山村光恵氏。中華の世界では珍しい女性シェフです。素材や調味料の吟味から時間をかけた仕込み、素早く的確な火入れなど、女性シェフならではの繊細さ丁寧な仕事が光ります。
ポイント②:辛いものが苦手な方でもOKなマイルドさ
梅香では四川料理ならではの山椒の香りと唐辛子の辛さを活かしつつ、多くの方が楽しめるようにマイルドに仕上げている料理が多いのも1つの特徴。一見辛そうに見える四川料理も、梅香ならではの味わいに変わります。
ポイント③:四川料理+ワインの新しい世界
また、山村シェフはソムリエの資格も有しているため、中華に合うワインも店内に取り揃えられています。通常辛い料理はワインの果実味が感じづらいですが、梅香なら料理とワインそれぞれがお互いを引き立て合う、絶妙な世界を堪能できます。
多くの人々を惹きつける特徴・魅力がいっぱいの『梅香』。辛いだけじゃない、繊細で味わい深い正統派四川料理を楽しめるお店です。
『梅香』実食レポート
東京note編集部が梅香を訪れたのは9月の終わり。平日の夜でもなかなか予約がとりづらいほどの人気店なので、期待を大きく膨らませながら歩を進めました。
店舗へのアクセス・行き方
梅香は都営大江戸線『牛込神楽坂』駅からほど近いところ、大久保通り沿いに店舗を構えています。牛込神楽坂駅A2出口から地上に出て、目の前に走る大久保通りを渡ったら、右方向(神楽坂通り方面)に進みます。
駅から1分ほども歩けば、左手側に梅香が。牛込神楽坂駅から向かえば非常に近いのは嬉しいところです。
店舗の外観・内観
梅香の概観は非常にシンプル。白を基調とした“端正な容姿”は、神楽坂の大人な雰囲気にも溶け込んでいます。
心躍らせながら店内に入ると、山椒の香りがふわりと。店舗は縦に長い造りになっており、奥に進めば2人用と4人用のテーブル席がそれぞれ3卓ずつ並びます。決して広い店内ではありませんが、それが逆に絶妙な心地よさを感じさせてくれます。
店内の雰囲気
店内は中華料理店らしく、ワイワイと賑やかで楽しい雰囲気がありつつも、どこか上品な女性らしさも同居するような、梅香ならではの色合い。これも姉妹で営業をされている梅香ならではの空気感と言えるでしょう。とにもかくにも、居心地の良さが際立ちます。
常連のビジネスマン方々の楽しげな笑い声もあれば、近隣にお住いのご夫妻がしっとりとワイン片手に料理を楽しんでいたり。色々なシーンに合うお店だということが、店内の空気から伝わってきます。特に気心知れた仲間での飲み会・食事会、神楽坂デートのディナーにはぴったりでしょう。
『梅香』至極の四川料理
梅香は中華では珍しい女性シェフが丁寧に作り上げる本格四川料理が楽しめるお店。席についてメニューを開けば、思わずゴクリと喉が鳴ってしまうような至極の料理が目に飛び込んできます。
今回は東京note編集部が実際にいただいたおすすめの料理とワインの一部をご紹介。
前菜:四川名物 よだれ鶏
まず前菜からいただくなら、やはり四川料理といえばよだれ鶏。梅香でも「四川名物 よだれ鶏」(1,620円)というメニューが提供されています。
ピリリと唐辛子の辛みが効きつつも、シンプルに辛いだけではなく様々な香辛料の風味がふわっと鼻腔を抜ける味わい。よだれ鶏も一口入れればホロホロと繊維が解けていくのがわかるような柔らかさで、前菜から非常にテンションを上げてくれる一品です。
海鮮:エビの青山椒ソース
中華なら海鮮料理も外せません。編集部がおすすめするのは「エビの青山椒ソース」(1,950円)。
山椒は大きく分けると、痺れる辛さが特徴の「花椒」と、さわやかな香りでマイルドな辛さの「青山椒」に大別されます。四川料理では花椒が使われるイメージが強いですが、そこは梅香。シンプルな海鮮料理でも、シェフが趣向を凝らして梅香らしい一品に仕上げています。
もちろん味も絶品。青山椒の上品でフレッシュな香りがエビの旨味と絡みあい、絶妙な味わいに。あまりの美味しさに編集部もペロリと一気に平らげてしまったほどです(笑)。
豆腐:陳麻婆豆腐
梅香では特に人気のメニューが2つあります。その1つが「陳麻婆豆腐」(1,510円)です。
こちらも梅香らしいマイルドな味わいが特徴で、豆板醤と山椒が絶妙なハーモニーを奏でる大人気メニュー。山椒も強すぎないので、辛いものが苦手な方でも美味しく楽しめるのも、多くの支持を集める理由の1つ。
梅香を訪れたなら、必ず注文したい一品です。
麺:担担麺
そしてもう1つの人気メニューは「担担麺」(1,080円)。こちらはランチでも提供されていますが、昼夜問わず注文が絶えない一品です。
胡麻の香りが口いっぱいに広がるまろやかなスープに、喉ごしの良い細麺。全く癖のないその上品さは、まさに梅香!と言えるような極上の味わいです。
他店の痺れるような辛さがウリの担担麺とは一線を画す、オリジナリティの高い一品と言えるのではないでしょうか。
ワイン:ヴィーニャ・エラスリス・カベルネ・ソーヴィニヨン・エステート
前述の通り、山村シェフはソムリエの資格も所有しているため、料理に合うワインの品揃えが豊富なのも梅香の特徴の1つ。
「ヴィーニャ・エラスリス・カベルネ・ソーヴィニヨン・エステート」は、スパイス・ミントにしっかりとした果実味が感じられる重厚なワイン。柔らかで上品な梅香の料理の良さをさらに引き出してくれるので、おすすめです。
今回ご紹介する料理等は以上となりますが、この他にも梅香では様々な料理やワインが用意されていました。どの料理も梅香らしい繊細な四川料理に仕上がっているので、何度も訪れたくなる、そんなお店です。
梅香さん、とっても大満足・とっても美味しい料理とワインをありがとうございました。ぜひ皆さんも味わってみてくださいね!
『梅香』のインスタ映え度は?
東京note編集部・日比がインスタ映え度を勝手に判断しちゃう、このコーナー。今回の『梅香』は、インスタ映え度も抜群と評価!
特に山村シェフが創り出す四川料理は、女性ならではの繊細さと丁寧な仕事で、見た目も鮮やか。どの料理を注文しても非常にフォトジェニックな一枚をおさめることができるでしょう。今回ご紹介した担々麺は特に人気のメニューで“しずる感”も最高なものが撮れると思うので、インスタでも人気を集めること間違いなし。
グルメ系のハッシュタグをたくさんつけながら、梅香の写真でたくさんいいねやフォローをもらっちゃいましょうね!
まとめ:基本の積み重ねが光る丁寧な本格四川料理
牛込神楽坂駅近くの大人気四川料理店『梅香』は、いかがでしたか?
女性シェフならではの繊細な味わいが楽しめる梅香の四川料理。そのクオリティを支えているのは、まさに料理人としての基礎力の高さであると感じられるほど、どの料理も丁寧さが光ります。それが同店の人気の源であることは、言うまでもないでしょう。
肩肘張らずに絶品中華を楽しみたいときなどにもうってつけ。もちろんカジュアルな神楽坂デートにも最適なお店です。
神楽坂・飯田橋エリアは新宿からも非常に近いので、このエリアでお店をお探しの際は、ぜひ訪れてみてくださいね!
店舗名 | 中国四川料理 梅香(meisyan) | ||||
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営業時間 | 火 17:30~22:00/水~金 12:00~13:30、17:30~22:00/土・祝 12:00~13:30/17:30~21:30/日 12:00~13:30 | 価格帯 | 昼:1,000〜1,999円 / 夜:4,000〜4,999円 | ||
定休日 | 月曜日 | 電話番号 | 03-3260-2658 | ||
席数 | 18席 | 個室 | 無し | ||
禁煙・喫煙 | 完全禁煙 | 利用シーン | 食事会・飲み会、デート、家族で | ||
背伸び度 | ★★ | 予約難易度 | やや難しい | ||
編集部メモ | 神楽坂屈指の人気店となった本格四川料理店。辛いだけではない、女性シェフならではの繊細な料理が楽しめます。1日の予約可能数があまり多くないため(おおよそ4〜5組程度?)、早めの予約が必須です。担々麺などはランチでも楽しめるので、こちらもおすすめです^^ |
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住所 | 東京都新宿区横寺町37-39 中島第一ビル 1F |