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いつもよりちょっとだけお洒落してみたり、普段とは少し雰囲気の違うお店に行ってみたり。気ままに街の魅力に触れてもらえるよう、東京note編集部がリアルな情報を掲載しています。
『神楽坂 鮨 りん』って、どんなお店?
都内屈指のグルメタウンとして名を馳せている神楽坂。和食店が多いイメージで実際に一番多いのですが、その中で「鮨屋」が意外に少ない(実は相当少ない)ことは、あまり知られていません。
新宿区は昔から「鮨の不毛エリア」と言われていましたが、そんなことはありません。神楽坂にも美味しいお店がいくつもあり、その中でも常連に愛され、食通をうならせ続けている名店が『神楽坂 鮨 りん』です。
本格江戸前の高級鮨で季節の旬の素材・産地のものを使用した肴、握りはまさに絶品。
鮨と一緒に日本酒や焼酎、ワインなども種類豊富に取り揃えられており、お客さんの要望にも柔軟に対応頂ける鮨屋となっています。
今回はその大人気な『神楽坂 鮨 りん』の魅力を、東京noteが実食レポートでお伝えしていきます。
編集部が注目する『神楽坂 鮨 りん』の魅力
実食レポートに入る前に、よく聞かれる『りん』の特徴・おすすめポイントをまとめておきましょう。
同店の特徴・魅力としては、特に以下の3つが挙げられています。
②日本酒や焼酎、ワインなどお酒の種類も豊富
③個室も完備。カウンターは気さくな大将たちと楽しい会話が弾む
中でも東京note編集部が注目するのは、『りん』の一品、握りは本当に旬を大切にしており、その時期や産地にこだわり、最高の食材を頂くことができます。
また、高級鮨と聞くと緊張してかしこまってしまう人がいるかと思いますが、大将たちやお店のスタッフの方々が本当に気さくで、楽しい時間を過ごせること間違いなしです。
そんな多くの人々を惹きつける特徴・魅力がいっぱいの『神楽坂 鮨 りん』。早速実食レポートにまいりましょう。
『神楽坂 鮨 りん』実食レポート
東京note編集部が『りん』を訪れたのは2020年6月。鮨ネタの魚は冬が一般的に美味しいと言われておりますが、6月という初夏の時期にしかない旬もたくさんありました。
鮨とお酒の調和を楽しみにワクワクが止められずに、浮足立ってお店に向かいました。
店舗へのアクセス・行き方
『りん』は神楽坂のメインストリート・神楽坂通りから一本横道に入る「見番横丁」という通りにお店を構えています。最寄りは東京メトロ南北線「飯田橋」駅B3出口から徒歩3分、JR飯田橋駅からも徒歩4分と、駅近なのも嬉しいですね。
南北線飯田橋駅のB3出口から地上に上がると、目の前には神楽坂通りがあり、右に坂を上っていきましょう。
しばらく歩くと、道の左側に手作り靴で有名な「ボブズフィットマーケット」さんがあります。そこを左に入って道なりに歩けば、すぐに到着です。
神楽坂三丁目テラス、という外観がオシャレなビルの「2F」にお店があります。同じビルにはフレンチトーストで有名な『シマダカフェ』が入っています。
お店の見た目に高級感があふれていますが、期待して入店しましょう。
店舗の内観
店内に入ってまず目に入るのは、大きく美しいカウンター。6mほどありヒノキの無垢材を使用しています。職人さんとお客さんの距離も近く、たのしい雰囲気が伝わってきます。
『りん』では個室も用意があるので、4人などは個室の方が便利かもしれませんね。
大将に教えて頂いたのですが、カウンターの中が、お客さんより「低い」作りにしており、これはお客さんと同じ目線になるように設計しているとのことです。さりげない配慮ですが親近感があり、お客さんに緊張感を与えない素晴らしい工夫ですね。
『神楽坂 鮨 りん』の肴・握りに言葉はいらない
それではここからは、東京note編集部が実際にいただいた肴と握りをご紹介していきましょう。今回はお店のおまかせコース(20,000円)をお願いしました。
『りん』はまずは肴から、その後握りという順番です。多くの言葉で語る必要がないくらい、本当にどれも美味しかったので、写真多めでお伝えいたします。
マコガレイとエンガワ
醤油だけでなく、塩、ポン酢が一緒に提供され、この後の肴でもお好みでお使いいただけますが、食事が提供されるたびに、大将がオススメなど教えてくれますので、ご安心ください。
アジ
初夏はアジの中でも1番美味しい季節で、脂もちょうどよく絶品です。アジの上にはあさつきとショウガのすり潰したものが乗っています。
玉(厚焼きたまご)
焼きたてで大変熱いですが、卵の風味がものすごく、フワフワの食感がたまりません。是非熱いうちに食べてください。
たこ
大根と一緒に蒸すことで、大根の繊維が染み込み非常に柔らかくなるとのこと。今まで食べたタコの中で一番柔らかかったです。アクセントにわさびがピッタリ。
アジの骨煎餅
穴子の白焼き
すだちを一絞りして、塩でいただきます。穴子は身がフワフワでジューシーです。
毛ガニ
一緒に蟹みそ、甘酢を出していただきます。毛ガニ本来の甘みもあり、マイルドな蟹みそなどぴったりです。
金目鯛
白海老
富山湾の貴重な白海老は濃厚ですがしつこい感じはなく、「上品な甘さ」という言葉がぴったり。あまりに美味しいので、握りでも頼んでしまいました(笑)
とうもろこし豆腐
とうもろこしと生クリーム、牛乳で作られています。クリーミーな舌触りですがさっぱりしています。
きす
ここから握りです。最初はきすで昆布〆されています。シャリはネタによって変わり、きすは赤酢でした。
スミイカ
歯ごたえ、甘みともに抜群です。
ハマグリ
のどぐろ
漬けマグロ
ジュワッと醤油が染みだしてきて、醤油のピリッとする感じがたまりません。
バフンウニ
みょうばんを使っていないバフンウニです。濃厚でとろける味わいは最高ですね。
コハダ
酢と醤油のバランスがとても良いです。
大トロ
穴子2種
巻き物 鉄火、きゅうり、かんぴょう
赤ウニ
ウニが好きなため、追加で「赤ウニ」をいただきました。先程のバフンウニに比べ、さっぱりとした味わいです。さらっといくつでも食べられそうなウニです(笑)
鳥貝
春~初夏が旬の「鳥貝」も追加でいただきました。写真で「あれっ?」と思われたかもしれませんが、鳥貝は生きていて、大将がピシッと叩いてからシャリに乗せるため、グニャ~と動いて写真のような形で止まってしまいました(笑)
コリコリとした歯ごたえと甘みが最高でした。
まとめ:四季折々の肴、握りを堪能したい。
『神楽坂 鮨 りん』はいかがだったでしょうか。訪れるたびに旬を味わうことができますので、春夏秋冬、どの季節でも堪能することができると思います。
また大将の人柄がよく、気軽に話しかけてくれます。一切気取った感じがなく本当に親近感の湧くお店です。
鮨は高級で気軽に訪ねることは難しいかもしれませんが、特別な日、大切な人を連れて、自分へのご褒美として『神楽坂 鮨 りん』を訪れてみてはいかがでしょうか。
公式HP:http://sushi-rin.com
店舗名 | 神楽坂 鮨 りん | ||||
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営業時間 | 昼12:00 - 14:00 夜17:30 - 22:30 | 価格帯 | 昼1,000円~、夜15,000円~ | ||
定休日 | 日曜日、祝日の月曜日 | 電話番号 | 03-5228-4200 | ||
席数 | 18席 | 個室 | 有り | ||
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 | 利用シーン | デート、接待、会食、大切な日 | ||
背伸び度 | ★★★★★ | 予約難易度 | 早めの予約必須 | ||
編集部メモ | 神楽坂で本格江戸前鮨を頂ける貴重なお店『神楽坂 鮨 りん』。季節ごとに仕入れるネタはさすがの一言です。日本酒や焼酎、ワインなどお酒も種類豊富で、大将に合うお酒をチョイスしてもらうのも良いですね。夜は満員が多いため早めの予約を推奨します。 |
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住所 | 東京都新宿区神楽坂3-6 神楽坂3丁目テラス 2階 |