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いつもよりちょっとだけお洒落してみたり、普段とは少し雰囲気の違うお店に行ってみたり。気ままに街の魅力に触れてもらえるよう、東京note編集部がリアルな情報を掲載しています。
『神楽坂 船形』って、どんなお店?
都内屈指のグルメタウンとして名を馳せている神楽坂。ジャンルとしては和食店が一番多く、神楽坂のメインストリート・神楽坂通りにもたくさんの和食店が軒を連ねています。
毘沙門天善國寺のすぐ近くに店舗を構える「神楽坂 船形」も、そのうちの1つ。新鮮な魚介類は千葉の「船形漁港」からの直送、野菜も館山の農家さん仕入れを行っているなど、千葉県とゆかりの深い点が特徴です。
また料理だけでなく、お酒も千葉の地酒をたくさん取り揃えており、日本酒好きのお客さんにも愛されている人気店。
今回は、美味しい魚料理とお酒が大人気な『神楽坂 船形』の魅力を、東京noteが実食レポートでお伝えしていきます。
編集部が注目する『神楽坂 船形』の魅力
実食レポートに入る前に、よく聞かれる『船形』の特徴・おすすめポイントをまとめておきましょう! 同店の特徴・魅力としては、特に以下の3つが挙げられています。
②千葉の地酒の種類が豊富
③全席個室。どんなシーンも大活躍
中でも東京note編集部が注目するのは、新鮮な魚介類の味わいと落ち着いた雰囲気で楽しめる店内の空間。美味しい食事とゆったりとした個室が用意されているので、顔合わせや接待などフォーマルな場にもピッタリでしょう。
そんな多くの人々を惹きつける特徴・魅力がいっぱいの『神楽坂 船形』。早速実食レポートに移っていきましょう!
『神楽坂 船形』実食レポート
東京note編集部が『船形』を訪れたのは2020年7月。初夏の魚と地酒を楽しみにワクワクしながらお店に向かいました。
店舗へのアクセス・行き方
『神楽坂 船形』は、都営大江戸線牛込神楽坂駅からほど近いところ、神楽坂のメインストリート・神楽坂通り沿いに店舗を構えています。牛込神楽坂駅A3出口から向かうとすぐ着くので、今回はそのルートをご紹介。
A3出口から地上に上がり、まずは右に進んで「神楽坂上交差点」に向かいます。少し歩けばその交差点に着くので、その後はさらに右方向へ。この大きな通りが神楽坂通りです。
あとはそのまま数十m先へ。すると左手側に『神楽坂 船形』が見えてきます。1階にはとんかつのお店『神楽坂 さくら』が、2階に船形があります。牛込神楽坂駅から向かえば1〜2分ほどで到着できるので、アクセス抜群です。
ちなみにお店のすぐ向かい側には、神楽坂のシンボル・毘沙門天善國寺があります。ご利益もいっぱいで縁起の良いパワースポットとしても人気なので、気になる方は併せてこちらもチェックしてみてくださいね!
店舗の内観
店内は縦に長い造りになっており、カウンターと厨房を抜けた先には、左右に個室がいくつも連なっています。
長いアプローチで全面木で作られた個室の扉はぬくもりがあり、落ち着いた雰囲気で安心感がありますね。個室も2人から4人サイズが多いですが、仕切りを外して大人数にも対応可能です。
使い勝手のよい部屋がたくさんあるので、大事な友人・知人を招待して楽しむのも良さそう!
『神楽坂 船形』の漁港直送魚介類が楽しめるコースを堪能
それではここからは、東京note編集部が実際にいただいた料理をご紹介していきます。今回は千葉の地酒もたくさんいただくつもりだったので笑、飲み放題込みの6,600円(税込)コースを注文しました。
先付から刺身、揚げ、焼き、〆と美味しい魚料理を堪能できました!
先付 滝川豆腐
滝川豆腐とは豆乳を寒天で固めたものです。『船形』では、それを細く切り、「天の川」に見立てた盛り付けがとても綺麗ですね。ほのかな甘みの豆腐と出汁の相性が抜群でした。
刺身盛り合わせ
この日の盛り合わせは、鱧(ハモ)、イナダ、アジ、マグロ、タコの5点盛り。鱧は初夏と秋に旬を迎えるため丁度良いタイミングでした。コリコリとした歯ごたえにプリプリの身がたまりません。
アジも初夏が旬ということで、噛めば噛むほど味わい深い脂と、弾力のある身がクセになる美味しさ。
揚げ物
この日の揚げ物は、初夏~夏が旬と言われている「穴子」。ふわっふわで身が甘いため、塩で食べるとさらに甘さが引き立てられて絶品!
もう1品は「なめろう レンコンのはさみ揚げ」という珍しいメニュー。レンコンの食感・味わいが、揚げられたことによってふわっとしたなめろうととてもマッチしていました。
焼き物
この日のメイン焼き物は「あこう鯛」。あこう鯛は鯛や鱈に似た魚で、近年は漁獲高が減少し、貴重な魚になっているそうです。漁港直送ならではの提供ですね。
あっさりとした身に程よく脂が乗っており、立派な大きさの身をペロッと食べてしまいました。
季節の小鉢
見た目にも可愛らしい季節の小鉢は、松前漬け、小松菜おひたし、冬瓜・そら豆・玉子豆腐・じゅんさい、海老ワンタンスープ、鯛の手毬寿司という構成。日本酒や焼酎などでゆっくりとアテとして楽しむのにどれも最高のパートナーです。
鯛にはゆず醤油が塗ってあり、さわやかな風味と鯛の身がピッタリ。海老ワンタンスープはホタテの出汁がスープに溶け込んでおり、濃厚な味わいを演出していました。
〆の十割蕎麦
〆は自家製の十割蕎麦。蕎麦と一緒に「生のり」がついてくるので、蕎麦に絡めてツルリ! 爽やかなのど越しと、鼻に抜ける磯の香がたまりません。
〆まで食べ終わって、お腹も心もとっても大満足!
落ち着いた店内でいただいた様々な魚介類は、どれも新鮮で素材の旨みが凝縮されており、ひと噛みするごとに甘みが口いっぱいに広がって絶品でした。美味しいお魚が食べたい!という日にぴったりなお店。
『神楽坂 船形』さん、とっても美味しいひとときをありがとうございました!
その他来店時のポイント
最後に、『神楽坂 船形』を訪れるときのポイントをまとめてみました。訪れる際の参考にどうぞ!
営業時間・定休日は?
『神楽坂 船形』の営業時間・定休日は以下の通りです。
『神楽坂 船形』の営業時間・定休日
- 営業時間|17:00~22:00(LO21:00)
- 定休日|土日祝日
駐車場はある?
『神楽坂 船形』には駐車場はありません。近隣にコインパーキングがあるので、もし車で訪れる際はコインパーキングを利用しましょう。
ただし、神楽坂は細い路地が入り組んでいて、一方通行の道もたくさんあるので、元々車での来訪はしづらいエリア。そのため公共交通機関で訪れるのがおすすめです。
禁煙・喫煙は?
『神楽坂 船形』の店内は全席禁煙となっています。喫煙の際は、スタッフの方に伺いましょう。
まとめ:千葉の魅力が詰まった料理の数々をゆったりと
今回は毘沙門天善國寺の近くに店舗を構える人気の和食店『神楽坂 船形』をご紹介しました。
千葉の漁港から届く新鮮な魚、契約している農家から仕入れる旬な野菜はどれも美味しく、加えて丁寧な料理に驚かされます。
また、全室個室で広い空間の中で食事ができますので、とてもリラックスし、ついついお酒が進んでしまうでしょう笑。店内も上品で、特別な日や大切な人を連れてくるにはオススメです。
『神楽坂 船形』の美味しい千葉の魚・野菜をぜひ味わってみてくださいね!
店舗名 | 神楽坂 船形 | ||||
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営業時間 | 11:00〜14:00、17:00~22:00 土曜日:17:00~22:00 | 価格帯 | ¥6,000〜¥7,999 | ||
定休日 | 日曜日・祝日 | 電話番号 | 050-5590-2163 | ||
席数 | 75席 | 個室 | 全席個室、カウンターあり | ||
禁煙・喫煙 | 完全禁煙 | 利用シーン | デート、接待、会食、大切な日 | ||
背伸び度 | ★★★ | 予約難易度 | 比較的取りやすい | ||
編集部メモ | 千葉県の館山にある船形漁港から直送される魚介類は、季節の旬を最高な状態でいただくことができます。刺身、揚げ、焼きなど魚料理を堪能したい時は「神楽坂 船形」をぜひどうぞ。 座席が基本的に全席個室、というのも良いですね。本格和食の雰囲気もあり接待から顔合わせまで対応可能です。もちろん仲間とワイワイしても楽しいですね。 |
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住所 | 東京都新宿区神楽坂5-1-1 神楽坂コアビル 2F |