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赤城神社ってどんな場所?
神楽坂には2つの有名な寺社があります。1つは神楽坂通り沿いにある「毘沙門天善國寺」、そしてもう1つが奥神楽坂にある「赤城神社」です。
今回ご紹介する赤城神社は殖産興業・厄難消除・学業成就等のご利益があると言われ、連日多くの参拝者が訪れているパワースポット。
また神社としての格式に加え、「日本で一番お洒落な神社」としても有名で、神楽坂散策・デートスポットとしても大人気。今回はその『赤城神社』の魅力を、東京noteが訪問レポートを通じてお伝えしていきます。
赤城神社の歴史
訪問レポートに入る前に、予備知識を広げておきましょう。まずは赤城神社の歴史から!
赤城神社の始まりは伝承によると、
とのこと。実に700年以上の歴史を持つ由緒正しい神社ということですね。
天和3年(1683年)には徳川幕府は江戸大社の列に加え牛込の総鎮守と崇め、「日枝神社」「神田明神」「赤城神社」を『江戸の三社』と称するようになります。
しかし長い歴史の中で、赤城神社は火災や戦火による社殿の焼失も数度経験することに。天保13年には付近の出火による社殿の全焼、昭和20年には戦災による焼失があり、復興には長い時間を要しました。
そして現在の赤城神社は、赤城神社の再生プロジェクトとして平成22年9月の「本殿竣工例大祭」をもって全ての工事を完了し、新しい姿となっています。
赤城神社の御利益
赤城神社のご祭神は磐筒雄命(いわつつおのみこと)合殿神・赤城姫命(あかぎひめのみこと)。
赤城姫命は“女性の願い事を叶える女神様”とも伝えられているので、そのことから赤城神社は女性からの人気が非常に高い神社になっています。よく挙げられる主な御利益としては以下の6つです。
赤城神社の御利益
赤城神社を訪れるとよく結婚式を挙げている場面を見かけますが、それは「良縁成就・夫婦円満・安産」などの御利益が理由の1つと言えるでしょう。
また赤城神社の境内の中、拝殿の左側にある「蛍雪天神(けいせつてんじん)」には、学問の神様として有名な菅原道真公が祀られています。そのため学業成就の御利益があるとされているので、受験生や資格試験等を控えている方に特におすすめ。
赤城神社の設計者は?
赤城神社は多くの御利益があることで有名なだけでなく「日本で一番お洒落な神社」としても有名。2013年にはなんと神社でありながらグッドデザイン賞も受賞しています。
なぜそんなにお洒落なのかというと、神楽坂に縁のある日本を代表する建築家・隈研吾さんが赤城神社の再建時に監修を手掛けたから。隈研吾さんといえば、東京駅丸の内の「KITTE」や「六本木サントリー美術館」、2020年東京五輪の主会場となる「新国立競技場」をデザインした事でも有名ですよね!
引用:ASCII.jp
後ほど訪問レポートでもご紹介しますが、境内から拝殿まで、どこを切り取っても本当にお洒落。他の神社とは一線を隠すような斬新さ・独創性を持ったデザインになっています。
このお洒落なデザインを見るだけでも赤城神社を訪れる価値があるのではないでしょうか。デートスポットとしてもぴったりかも。
赤城神社への行き方・アクセス
気になる赤城神社の場所は、東京メトロ東西線「神楽坂」駅からすぐ近くのところ。徒歩1分程度で到着できるというアクセスの良さが嬉しいですね。
行き方としては特にメトロの1B出口から向かうのがおすすめ。1B出口から地上に出て左を向くと、もう赤城神社が目の前に見えるからです(笑)。ここから向かえば絶対迷うことなく辿り着けるので簡単に着きますよ!
赤城神社訪問レポート
先日東京note編集部が実際に赤城神社に行ってきたので、ここからはその訪問レポートをお届けします!(実際のところは赤城神社から編集部のオフィスが近いので、ほぼ毎日のように伺っているのですが笑)
境内
入り口には赤い大鳥居があり、ここで一礼していざ境内へ。ここに訪れる前までは、神楽坂通りのワイワイとした賑わいが感じられるのですが、鳥居の前に来ると一気に厳かな雰囲気に変わります。
一歩境内に踏み入れると、すぐに他の神社とは雰囲気が異なるのを感じるのではないでしょうか。シンプルでノイズのないその美しさに思わず息を呑みます。早速「日本一お洒落な神社」としての魅力が感じられて心も踊りますね!
境内に入って少し進むと、道が二手に分かれます。まずは真っ直ぐ進んで本殿・拝殿方面へ。
螢雪天神
本殿・拝殿の手前左には「螢雪天神」があります。ここに学問の神様・菅原道真公が祀られており、近くには受験生の合格を祈願した絵馬もたくさん掲げられています。
「頑張れ受験生!」のメッセージも立てられています。これを見れば、俄然やる気がみなぎってくること間違いなし(笑)。受験生の皆さんは、本番前にぜひ訪れてご利益を授かると良いのではないでしょうか。
また「螢雪天神」は芸術の神でもあるので、芸能関係の方々が番組・作品のヒット祈願にもよく訪れているそう。実際に絵馬を見てみると、「スターウォーズ」や「僕とシッポと神楽坂」などのヒット祈願絵馬を発見!
映画・ドラマの聖地巡礼スポットとしても訪れたい場所ですね!
Nextpage:続いてはいよいよ本殿・拝殿!見たことのない“ガラス張り”の造り!?
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