神楽坂の過ごしやすさ・住みやすさ
さらに色々な視点から神楽坂を徹底解剖!特に「神楽坂に遊びに遊びにいきたい!」「神楽坂に住んでみたい!」という方にとっては、神楽坂の過ごしやすさ・住みやすさは気になるところではないでしょうか。
今回は7つの項目に分けて、街の「過ごしやすさ・住みやすさ」を紹介していきたいと思います!
街の位置:住所は新宿区。飯田橋や早稲田が周辺に。
神楽坂は意外と「どこにあるのかわからない…」という声もよく聞かれますが、神楽坂は住所でいえば実は「新宿区」。新宿の東に位置し、千代田区と隣接しています。
周囲には飯田橋、水道橋、早稲田などがあるため学生も多く、メインストリートである神楽坂通りはいつも多くの人で賑わっています。
街並み・雰囲気:石畳の路地が無数に走り、しっとりと情緒深い雰囲気。
同じ新宿区といえど、新宿駅近辺と神楽坂ではまるで雰囲気が異なります。ガヤガヤと賑やかな新宿駅周辺と比べて、神楽坂はしっとりと落ち着いた空気が街全体に広がっているので、まさに“情緒深い”という言葉がぴったり。
また前述の通り、街中の至るところに細い石畳の路地が走っていて、それがまた神楽坂らしい独特な街並みを形成する要因になっています。
また、街は神楽坂下交差点から始まる神楽坂通りを中心としたエリアと、神楽坂上交差点から早稲田方面に広がるエリア(奥神楽坂エリア)にざっくり分かれています。
神楽坂通りを中心としたエリアには非常に多くの飲食店・雑貨店などが点在し、まさに「神楽坂といえばココ」といった雰囲気。奥神楽坂エリアは近年お洒落スポットとして若い女性からも注目を集めています。
アクセス:JR・都営・東京メトロの3路線でアクセス可能。主要駅からも近い。
神楽坂の街には3つの駅(路線)があります。最も東の位置にあるのがJRまたは東京メトロの「飯田橋駅」。おおよそ街の真ん中に位置しているのが都営大江戸線「牛込神楽坂駅」。そして街の西側、奥神楽坂エリアにあるのが東京メトロ「神楽坂駅」です。
新宿からも電車で10分程度ですし、ビジネス・ショッピングで人気の丸の内エリアからも大手町駅から向かえば7〜8分程度で到着できるので、主要駅からのアクセスは非常に良いのが特徴です。
ただし、街は東西に長く、坂も多いので、訪れたいスポットによってどの駅から降りるべきかを下調べしてアクセスするのがベターでしょう。
神楽坂のシンボル:歴史ある寺社2つが街の象徴。
神楽坂には“街のシンボル”といえるスポットが2つあります。1つは神楽坂通り沿いにある「毘沙門天善國寺」、もう1つは奥神楽坂エリアにある「赤城神社」です。
毘沙門天善國寺は神楽坂の発展を支えたお寺で、「新宿山ノ手七福神めぐり」にも選ばれています。
赤城神社は「日本一お洒落な神社」として有名な神社。世界的建築家・隈研吾さんが神社の再建時に監修を手がけ、神社でありながら2013年にはなんとグッドデザイン賞も受賞しています。
どちらも神楽坂のシンボルとして、そして散策・パワースポットとして大人気。参拝に訪れる人が後を絶ちません。
TEL:03-3269-0641
公式HP:https://www.kagurazaka-bishamonten.com
住所:東京都新宿区神楽坂5-36
アクセス:JR「飯田橋」駅より徒歩7分/東京メトロ有楽町線・南北線「飯田橋」駅より徒歩5分/都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂」駅(A3出口)より徒歩6分
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TEL:03-3260-5071
公式HP:https://www.akagi-jinja.jp
住所:新宿区赤城元町1-10
アクセス:東京メトロ東西線「神楽坂」駅より徒歩1分(数十秒)
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グルメ:数百件の飲食店が立ち並ぶ都内最高レベルのグルメスポット。
グルメは神楽坂を語る上では外せない要素。東京都内でもここまでハイレベルな飲食店がひしめき合うグルメスポットは、他にはないでしょう。いわゆる「大人の隠れ家店」も数多くあります。
ミシュランやビブグルマン常連の「ENGINE」や「エスタシオン」など、今や予約困難店の仲間入りを果たしているレストランも多く、「ここぞ!」という時に利用したい“勝負店”が目白押しです。
ショッピング:お洒落な雑貨店なども充実。ただし食品スーパーは少ない。
神楽坂はグルメだけでなくショッピング施設も充実。他エリアではなかなか見かけないような可愛い雑貨屋さんや小粋なお土産やさんもたくさんありますし、奥神楽坂エリアにある「AKOMEYA TOKYO in la kagū」のような大型商業施設も人気。
様々なお店が至るところに点在しているので、デートで訪れても一日飽きることなく過ごせること間違いなしです。雑貨屋さん巡りは特におすすめ。
その代わり、日常の食料品などを購入するスーパーの数は多くはないので、住む場所としての利便性は他エリアと比べるとやや劣る面もあります。
物価:やや高めなので、学生さんには少し厳しい。
街のイメージとして「高級そう」という声がよく聞かれますが、実際に物価はやや高め。飲食店の単価も近隣エリアと比べると、平均的に1〜2割増しといったところでしょうか(もちろんお財布に優しい飲食店さん・居酒屋さんもたくさんあります)。
また家賃も少し高い傾向にはあるので、学生さんの一人暮らしにはあまり向かないかもしれません(近くに大学も複数ありますが、多くの学生が神楽坂から少し離れたエリアに住んでいるそう)。
治安:比較的治安は良いので、女性でも安心して暮らせる。
物価がやや高いというマイナス面がある反面、治安が良いのが神楽坂。新宿駅周辺と比べても比較的街全体が落ち着いていますし、年齢層も高めなので、女性でも安心して暮らすことができるでしょう。
まとめ:様々な魅力を持つ、遊んで良し・住んで良しの街。
グルメやショッピングはもちろんのこと、長い歴史とともに築き上げられた情緒深い街並み・雰囲気など、様々な魅力を持つ神楽坂。「神楽坂」という名前は広く認知されているものの、これほどまでに多くの魅力が溢れていたなんて、知らなかった方も多いのではないでしょうか。
ショッピングやデートで遊びに来るもよし、落ち着いた雰囲気に惹かれて住んでしまうもよし。魅力いっぱいの神楽坂を、皆さんもぜひ楽しんでくださいね!
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