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いつもよりちょっとだけお洒落してみたり、普段とは少し雰囲気の違うお店に行ってみたり。気ままに街の魅力に触れてもらえるよう、東京note編集部がリアルな情報を掲載しています。
「としまや」って、どんなお店?
神楽坂は古民家を利用した昔ながらの雰囲気を楽しみお店、モダンで高級なお店、本場のフランスやイタリアを模したお店など、様々揃っているグルメタウンです。その中で、おしゃれな「和モダン」をコンセプトにしている「としまや」は、色々なシーンで大活躍する知っておきたい1店。
場所も神楽坂の雰囲気を代表している「兵庫横丁」にあり、神楽坂初心者の方でも、まずはここを押さえれば間違いない「としまや」を紹介していきましょう。
神楽坂を代表する「兵庫横丁」にある和モダンなお店
としまやは神楽坂の中でも、ザ・神楽坂と呼べる「兵庫横丁」の端にお店を構えています。神楽坂の真ん中あたりに位置しており、飯田橋駅、牛込神楽坂駅、神楽坂駅の各駅から徒歩5〜6分と、アクセスはとても便利です。
ただ、「兵庫横丁」は神楽坂の中でも入り口を見つけることが一番難しい通りとなっており、目印として「毘沙門天 善國寺」を目指しましょう。善國寺の目の前にあるお寿司屋「杉玉」の隣に、本当に人が通るのか?というほど狭い道がありますので、そこが兵庫横丁の入り口になっています。
詳しい兵庫横丁のアクセスやお店はこちらでも紹介しています。
外観
コンクリートの壁に大きくおしゃれな装飾がされたガラスが特徴的な外観です。
ぱっと見は和食屋とは分からない、神楽坂の和食っぽくない(古民家)雰囲気ですが、照明やデザインなど非常に洗練されており、「和モダン」のおしゃれな外観は、店内への期待感を高めてくれます。
内観
コンクリート打ちっ放しの壁に柔らかい照明が差し込む、大人の和モダンな店内になっています。
大きなカウンター、人気の半個室などがあり、デートや女子会、飲み会など幅広く利用できると思います。席数は多くないので、早めの予約をした方が良いですね。
和の食材を使った和洋折衷創作料理
としまやは基本的には和食を提供しているのですが、魅力的な和洋折衷の創作料理があり、特に〆には珍しく「パスタ」が選べます。
今回編集部では「6,500円(税抜き)」のコースを選択。魚や肉、デザートまでしっかりとしたフルコースでお腹も大満足ですよ。
季節野菜のすり流し
この日はバターナッツのすり流しでした。バターナッツとは「かぼちゃ」品種の1つでポタージュなどに使われることが多い品種です。あらごしでかぼちゃの優しい甘さが感じられ、オリーブオイルと合わせています。
鮮魚のお造り
この日のお刺身は「初鰹」で、鰹と合わせるのは、真っ赤な「ビーツ」のソースをかけています。
鰹は醤油漬けになっており、鰹独特の風味、味を感じることができます。ビーツは果肉が荒く残っており、鰹に酸味を与えて爽やかな味わいに仕上げてくれます。
アワビとあおさのカレー風味クリームコロッケ
アワビとあおさという海の幸で磯の香りと、カレーの爽やかなスパイスが絶妙な新感覚クリームコロッケです。
アワビの食感はコリコリで味がぎゅっと凝縮されており、外はカリカリ、中はトロトロで濃厚なクリームが絶妙にマッチしています。
季節野菜とひじきのサラダ
グリーン中心の野菜とひじきに合わせるのは和風のドレッシングで、上にはカタクチイワシの干したものを揚げたパリパリのおせんべいが乗っています。
魚料理
この日は鮭で、出汁を効かせた餡が全体にかかっており、優しいだけでなく少し唐辛子が入っており、ピリ辛で全体にアクセントを与えてくれます。
さらに鮭にかかっているのは「とろろ」という意外な組み合わせですが、鮭、出汁の餡と口の中で合間って濃厚な味わいになります。
付け合わせのたけのこもサクサクで美味しいので、一緒にお召し上がりください。
肉料理
秋田県産の牛から、イチボの炭火焼きです。
表面は香ばしく焼かれており、中は赤みが残り噛めば噛むほど脂、旨味が染み出してきます。肉にはわさびや大きめな塩をつけて召し上がることで、肉の甘みや旨味がさらに引き立ってきます。
〆 ナポリタン
〆はご飯も選べるのですが、としまやの隠れた名品として「パスタ」があります。実はランチ時は「和風パスタ」として大人気なんですね。
ご主人が長年の歳月をかけて選び抜いた麺は、他では食べたことがない食感、風味、味わいのパスタで、丸く太い麺はとてもモチモチで具材や味がよく絡みます。
そんなとしまやのパスタの中でも一番人気なのが「ナポリタン」です。ケチャップが自家製で、濃厚なトマトの香りと味、でも酸味がありさっぱりと仕上がっています。モチモチの麺としっかり絡み、女性でもペロリと食べられてしまう逸品になっています。
デザート 黒豆プリン
黒豆の甘みとほのかな苦味で、上にはカカオパウダーがかかっており、プルプルなプリンにぴったりです。プリンですがさっぱりとしたデザートになっています。
まとめ:おしゃれな店内で、丁寧な和洋折衷の素敵な料理を
としまやの料理の数々はいかがでしたか?
神楽坂に馴染みがない方でも、何回か来たことがある方で新しいお店を開拓したい方、普段使いしたい方など、色々な場面、シーンで活用ができる「としまや」。カウンターでデートをすれば喜んでもらえること間違いないと思いますよ。
キッチン、スタッフとの距離も非常に近く、皆さんとても親切な接客をしてくださいますので、その日のオススメや合うワインなど聞きながら、料理をチョイスするのも楽しいと思います。「としまや」で素敵な時間をお過ごしください。
公式HP:https://toshimaya.owst.jp/
店舗名 | 神楽坂 としまや | ||||
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営業時間 | 11:30~15:00、18:00~23:00 | 価格帯 | ¥8,000~¥9,999 | ||
定休日 | 月 | 電話番号 | 03-6280-8134 | ||
席数 | 21席 | 個室 | 4名半個室 | ||
禁煙・喫煙 | 完全禁煙 | 利用シーン | デート、友人と、飲み会 | ||
背伸び度 | ★★★ | 予約難易度 | 早めの予約を推奨 | ||
編集部メモ | 神楽坂は古民家を利用した昔ながらの雰囲気を楽しみお店、モダンで高級なお店、本場のフランスやイタリアを模したお店など、様々揃っているグルメタウンです。その中で、おしゃれな「和モダン」をコンセプトにしている「としまや」は、色々なシーンで大活躍する知っておきたい1店。 |
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住所 | 東京都新宿区神楽坂4-8 神楽坂AGEビル1F |