『東京note』は、都内で話題のお店・スポット等の情報をお届けするタウンメディアです。
いつもよりちょっとだけお洒落してみたり、普段とは少し雰囲気の違うお店に行ってみたり。気ままに街の魅力に触れてもらえるよう、東京note編集部がリアルな情報を掲載しています。
「季彩や ひで」って、どんなお店?
都内屈指のグルメタウンとしても知られる神楽坂では、街の雰囲気にもぴったりな絶品和食が堪能できるお店がズラリと並んでいます。中でも神楽坂の路地裏にひっそりと佇む「季彩や ひで」は、多くの美食家からも注目を浴びる小料理店。
実際に評価も非常に高く、あの「ミシュラン東京」においてビブグルマン(コストパフォーマンスが高く、ミシュランの調査員がオススメしたいレストラン)を連続で獲得しているほど。その味わいを求めて、連日多くのお客さんで賑わっています。
今回はその魅力を堪能すべく、「季彩や ひで」を東京note編集部が伺ってきましたので、その実食レポートでお伝えしていきます!
編集部が注目する「季彩や ひで」の魅力
ランチの実食レポートに入る前に、よく聞かれる「季彩や ひで」の特徴・おすすめポイントをまとめておきましょう。同店の特徴・魅力としては、特に以下の3つが挙げられています。
②各料理の味わいが絶品。ビブグルマンも連続獲得。
③デート・接待にもぴったりな落ち着いた雰囲気の隠れ家店
中でも東京note編集部が注目するのは、やはり「愛媛県宇和島」の郷土料理。「季彩や ひで」は、えひめ愛フード推進機構による「えひめ食の大使館」にも認定されており、その味わいは愛媛県からもお墨付きをもらっています。ぜひ実食レポートでもその美味しさを確かめたいところです。
そんな多くの人々を惹きつける特徴・魅力がいっぱいの「季彩や ひで」。早速実食レポートに移っていきましょう!
「季彩や ひで」実食レポート
東京note編集部が「季彩や ひで」を訪れたのは2019年4月初旬。どんな美味しい料理が待っているのか、逸る心を押さえて店舗に向かいました。
店舗へのアクセス・行き方
「季彩や ひで」は、奥神楽坂エリアでは今やシンボルとも言える「赤城神社」からほど近いところに店舗を構えています。東京メトロ東西線「神楽坂」駅の1b出口から向かうと行きやすい(わかりやすい)ので、今回はその東京メトロ神楽坂駅から向かうルートをご紹介。
1b出口から地上に上がり左を見ると、そこにはもう赤城神社が。そのまま赤城神社に向かって歩いていき、神社手前の道を右折します。
そのまま真っ直ぐ数十m進むと、左手の曲がり角に古民家をそのまま活用した情緒たっぷりな和食店『カド』が見えてきます。
そのカドを左手に見ながらさらに坂を数十m下っていくと、もう「季彩や ひで」に到着。駅からは歩いて1〜2分程度でたどり着けるのでアクセス抜群です。
店舗の外観・内観
「季彩や ひで」の外観は“ザ・神楽坂”と言える小粋な小料理店の雰囲気。大人の隠れ家感満載です。初めて入る時は少し身構えてしまうかもしれませんが、ご安心を。一歩店内に入れば、店主さんやスタッフの方々が明るく出迎えてくれます。
「季彩や ひで」の店内はしっとりと落ち着いた雰囲気で、カウンターの照明などもややトーンが落とされています。カウンターが10席、お店の奥にはテーブル席が18席あるとのこと。
カウンターは2人でゆっくりしっぽり過ごしたり、奥のテーブルは友人や家族などわいわい過ごせそう。お店は愛媛県の宇和島出身のご主人が、愛媛県や宇和島の特産を使った料理を提供してくれますので、カウンターで料理の説明を聞きながら食べるのも粋ですね。
厳選された食材、丁寧な料理に、ついお酒が進み長居してしまう
「季彩や ひで」は2014年に開店。ご主人は愛媛県宇和島のご出身で、地元の割烹で修行を積み、東京で大人の居酒屋を開きたいとあれこれ巡っていた時に、神楽坂の雰囲気がぴったりきたそうです。
宇和島時代に培った人脈を生かして、宇和島や愛媛を中心に、厳選された食材を仕入れて提供しています。神楽坂にいながら宇和島の特産食材を食べられるのはなかなか貴重ですね。
丸ずし
「季彩や ひで」では、お通しから早速宇和島の郷土料理が楽しめます。この日のお通しは特産「丸ずし」。丸ずしとは、米に恵まれなかった時に、すし飯の代わりに「おから」を使い、しめ鯖を巻いて握ったものとのこと。さっぱりとした味わいで、とっても美味でした。
へしこ燻製ポテトサラダ
鯖をぬか漬けにして作られる「へしこ」を、燻製されたじゃかいもと混ぜ合わせたポテトサラダ(650円 税別)。
へしこの塩味や酸味が、ポテトサラダに絶妙にマッチ。こんなに2つの相性が良いなんて全く知りませんでした。さらにカリッと揚がったオニオンで玉ねぎの甘みもプラスされるため、さっぱりだけでなくコクも感じることができる、極上のポテサラです。
まさに病みつきになりそうな味わい。「季彩や ひで」の定番メニューのひとつとのことなので、ぜひ食べてみてください!
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