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『蕎楽亭 もがみ』って、どんなお店?
情緒溢れる街並みが人気の神楽坂には、和の定番とも言えるお蕎麦のお店も多く軒を連ねています。中でも奥神楽坂の路地裏にひっそりと店舗を構える『蕎楽亭 もがみ』は、神楽坂でも屈指の人気を誇る蕎麦店。
真摯な仕事ぶりに裏打ちされた絶品蕎麦と一品料理の数々。今回は多くのメディアからも注目を集める『蕎楽亭 もがみ』の魅力を、東京noteが実食レポートでご紹介します。
編集部が注目する『蕎楽亭 もがみ』の魅力
実食レポートに入る前に、蕎楽亭 もがみの特徴・魅力を編集部の注目ポイントとしてまとめておきましょう。まずは手軽にお店の特徴を知りたい!という方は特に要チェックです!
ポイント①:ミシュラン一つ星『蕎楽亭』の暖簾分け
『蕎楽亭 もがみ』は、その名前からもわかる通り、今や都内でも超人気店となっているミシュラン一つ星店『蕎楽亭』から暖簾分けした蕎麦店。『蕎楽亭』の店主・長谷川健二氏が本家の店名を冠することを許した唯一のお店です。
2012年のオープン以来、その蕎楽亭の味が引き継がれた絶品蕎麦を求めて、多くの蕎麦通・美食家たちが押し寄せています。
本家『蕎楽亭』について興味のある方は、こちらの記事からどうぞ↓
ポイント②:店主は女性蕎麦職人
そんな『蕎楽亭 もがみ』は、本家で6年修行を積んだ女性蕎麦職人・最上はるか氏が店主。子育ての傍ら店舗を切り盛りする最上氏ですが、女性料理人ならではの繊細で丁寧な仕事ぶりが光り、これまで多くのメディアからも注目を集めています。
多くの人々を惹きつける特徴・魅力がいっぱいの『蕎楽亭 もがみ』。本家の味を引き継ぎつつも、女性ならではの繊細さと個性が映し出された絶品蕎麦が楽しめる、そんなお店です。
『蕎楽亭 もがみ』実食レポート
東京note編集部が『蕎楽亭 もがみ』を訪れたのは10月のはじめ。人気店なので早めに予約を取り、日々膨らんでいくワクワク感を楽しみながら、取材当日を迎えました。
店舗へのアクセス・行き方
『蕎楽亭 もがみ』は奥神楽坂の路地裏、住宅街の中にポツリと店舗を構えているお店。まずは東京メトロ東西線『神楽坂』駅矢来口を出て、早稲田方面(矢来口出て右方向)に向かって歩いていきます。
真っ直ぐ歩を進めていくとゆったりと道が右に曲がっていきますが、そのまま道なりに進んでいきます。
駅から歩き始めて3分ほど、右手に『マティーニバーガー』の店舗(2019.09時点)が見えたら、その手前にある路地を右折。
すると左手に『蕎楽亭 もがみ』が見えてきます。
その他、細い路地の中を行く道もありますが、少しわかりにくいのでこの行き方がおすすめです。
店舗の外観・内観
『蕎楽亭 もがみ』の外観は、神楽坂らしい小料理店のような佇まい。本家蕎楽亭の雰囲気もどことなく感じられるような、粋な表情をしています。
店内に入ると、店主の最上さんの明るい挨拶とともに、絶品料理と会話を楽しむお客さんの楽しげな笑い声が迎えてくれます。
座席は全部で16席。厨房の前にはカウンター席6席、その後ろにはテーブル席10席が並びます。
テーブル席は比較的ゆったりめな配置で、カウンター席はお隣とも程よい距離感。デートで訪れた時は、カウンター席なら二人の距離もさらに近くことでしょう。
店内の雰囲気
店内は比較的カジュアルな空気感で、気の合う友人・知人と楽しくお話したくなるような居心地の良い雰囲気。どこかホッと落ち着くことのできる温かなその空間も、『蕎楽亭 もがみ』人気の理由の1つと言えるのではないでしょうか。
本家に勝るとも劣らない『蕎楽亭 もがみ』至極の料理たち
『蕎楽亭 もがみ』は、前述の通り『蕎楽亭』の店主・長谷川健二氏が本家の店名を冠することを許した唯一のお店。席について周りを見渡せば、あれもこれもと頼みたくなるような絶品料理が目に飛び込んできます。
今回は東京note編集部が実際にいただいたおすすめの和の料理と日本酒の一部をご紹介。
一品料理:白子焼き
『蕎楽亭 もがみ』ではレギュラーメニューのほか、季節のおすすめも提供。取材で訪れたのは初秋の時期、旬としては少し早いですが白子がメニューに並んでいました。
それでも白子はまったりと濃厚な味わいをすでに纏っており、一口頬張ればクリーミーな風味が口いっぱいに広がります。甘辛い味付けはキリッとした日本酒とも相性抜群。お酒好きな方はついつい日本酒が進んでしまう一品でした。
日本酒:福扇
そんな一品をいただいたなら、日本酒好きな東京note編集部もお酒を頼まないわけにはいきません(笑)。この日いただいたいのは新潟の地酒「福扇」。
本家『蕎楽亭』は会津の地酒を多く取り揃えていますが、こちらは新潟の地酒がラインナップとして多く並びます。「福扇」は甘辛のバランスが絶妙で、口当たりの良い日本酒。白子焼きにもぴったりでしたが、他のメニューとも色々と合わせてみたくなる、ある種“魔性のお酒”といったところでしょう(笑)。
一品料理:川えび唐揚げ
新鮮でなければなかなか提供ができない川えびも、同店の人気メニュー。
噛む度に心地よい食感がカリッ!サクッ!っと。また、川えび特有の香ばしさはスッと鼻腔を抜けて、お猪口を握る右手を誘います。
通好みな一品ですが、これまたお酒飲みにはたまらない一品です。
蕎麦:肉ざる
そして『蕎楽亭 もがみ』を訪れたのなら、お蕎麦を食べずには帰れません。今回いただいたのは本家『蕎楽亭』にもないメニュー「肉ざる」。
蕎麦は会津産の自家製粉を使用し、全て手打ち。透明感と滑らかな舌触りが特徴です。蕎麦の香りも非常に立っています。
蕎麦つゆは出汁がしっかりときいており、香りも豊か。そして思わず驚いてしまうほどお肉もたっぷりで、たくさん食べたい男性も大満足のボリュームです。
手打ちの蕎麦は少し平たい断面。その分、蕎麦つゆがしっかり絡み、口の中で蕎麦の豊かな香りと出汁の風味が絶妙に溶け合います。細めなので喉越しも抜群。
本家では決して食べられないこのお蕎麦。もがみを訪れたなら、一度はいただきたいメニューです。
今回ご紹介する料理等は以上となりますが、この他にも季節料理を含めて至極の逸品とお酒が楽しめます。
『蕎楽亭 もがみ』さん、とっても大満足・とっても美味しい料理と日本酒をありがとうございました。ぜひ皆さんも味わってみてくださいね!
『蕎楽亭 もがみ』のインスタ映え度は?
東京note編集部・日比がインスタ映え度を勝手に判断しちゃう、このコーナー。今回の『蕎楽亭 もがみ』は、インスタ映え度も抜群。
神楽坂の和の雰囲気にぴったりな小粋な外観、そして女性蕎麦打ち職人・最上さんが産み出す絶品料理の数々は、どれも目にも美味しいものばかり。どこを切り取っても非常にフォトジェニックな一枚となるでしょう。
グルメ系のハッシュタグはインスタの中でも不動の人気ですし、それらをたくさんつけながら、『蕎楽亭 もがみ』の写真でたくさんいいねやフォローをもらっちゃいましょうね!
まとめ:本家の魅力をそのままに、蕎麦だけでなく小料理屋としても際立つ旨さ
奥神楽坂にある大人気蕎麦店『蕎楽亭 もがみ』は、いかがでしたか?
ミシュランで星付きとなった名店『蕎楽亭』を暖簾分けした蕎楽亭 もがみ』は、まさに本家に勝るとも劣らない絶品蕎麦店。また様々な一品料理も用意されているので、小料理店としての魅力も兼ね備えています。
複数人での来店はもちろんのこと、お一人様でふらっと訪れても楽しめるので、気軽に絶品料理を堪能したいときにぴったり。
(ただし人気店で座席数は多くないので、できれば予約がおすすめです)
神楽坂・飯田橋エリアは新宿からも非常に近いので、このエリアでお店をお探しの際は、ぜひ訪れてみてくださいね!
蕎楽亭もがみを今すぐ予約する!
店舗名 | 蕎楽亭 もがみ | ||||
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営業時間 | 火〜金 11:45-15:00、17:30~21:00 / 土 11:45-14:30 | 価格帯 | 6,000〜7,999円 | ||
定休日 | 日祝 | 電話番号 | 03-6326-2330 | ||
席数 | 16席 | 個室 | 無し | ||
禁煙・喫煙 | − | 利用シーン | 友人・知人と、家族で、お一人で | ||
背伸び度 | ★★★ | 予約難易度 | 早めがおすすめ | ||
編集部メモ | ミシュラン星付きの超人気店となった『蕎楽亭』から暖簾分けしたお店。蕎楽亭の味を感じられる絶品蕎麦はもちろんのこと、その他の一品料理もハイクオリティなので、小料理店としての利用もおすすめ。場所が少しわかりにくいかもしれませんが、神楽坂に来たなら一度は訪れたい名店です^^ |
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住所 | 東京都新宿区中里町3 1F |