2020年も「つがる市物産市」開催!
2020年12月8日、神楽坂のシンボル・毘沙門天善國寺境内にて「つがる市物産市」が開催されました。この物産市は青森県つがる市が開催しているイベントで、昨年に引き続き2回目の開催。
2019年も大賑わいとなったこの物産市が今年も開かれるとのことで、東京note編集部も実際に訪問してきました!今記事ではそのレポートをお届けします。
今回のイベントを主宰されている、つがる市東京事務所の西巻さんに物産市をご案内いただきながら、開催の経緯や今後の取り組み等についてもお話を伺いました!
青森県つがる市東京事務所 産業振興係長・西巻公嗣さん
物産市の様子
まずは物産市の様子からレポート!毘沙門天善國寺の境内近くまで来ると、多くのお客さんの賑わいが感じられました。
入り口に用意されていた消毒液で手指の消毒を済ませて(コロナ対策も万全ですね!)、早速西巻さんにご案内いただきながら物産市全体を回らせていただくことに。
境内入って左側には、青森県つがる市産の新鮮な野菜や名産のりんごが並んでいました。
野菜はゴボウ・長芋・ネギ・ニンニクなどが販売されており、それぞれとっても大きいのにお手頃なお値段なので、訪れていたお客さんも皆さんびっくり!特にボリュームたっぷりでお買い得な1kgネット入りのバラのニンニクは大人気で、なんと物産市オープンから数十分で完売となっていました。
そのお隣には計5種類のりんごがズラリ。糖度や酸味など味わいの異なるりんごが幅広く取り揃えられていました。
「赤いりんごの代名詞とも言える『サンふじ』は今が旬で、一番人気の品種になっています。また比較的新しい品種である黄色いりんご『はるか』も甘みが強く、お勧めです。」と紹介してくれたのは西巻さん。果物好きな方ならどれも食べたくなってしまうものばかりですね!
続いて境内入って右側のゾーンへ。こちら側には主に青森県つがる市の名産を使った加工品がたくさん陳列されていました。
つがる市は米どころとしても有名ですが、入り口付近には特A米である『青天の霹靂』等のお米が並んでいたり、そのお隣にはリンゴジュース・トマトジュースや蜂蜜なども。
またお菓子類・調味料・乾物・しじみなども用意されていて、たくさんのお客さんが手にとられており、今年も物産市は大賑わいとなっていました。
途中、つがる市のマスコット・つがーるちゃんも応援に駆けつけてくれていましたよ!
インタビュー:神楽坂におけるつがる市の活動
続いてつがる市東京事務所産業振興係長・西巻さんに、物産市開催の経緯やつがる市の神楽坂での取り組み・活動についてお伺いしました。
物産市開催の経緯等
——今回の物産市はどのような経緯で開催に至ったのでしょうか。
西巻 昨年(2019年)の4月につがる市東京事務所を、7月につがる市のアンテナショップ『果房 メロンとロマン』を神楽坂にオープンしましたが、それと併せてつがる市をもっと多くの神楽坂の人に知ってもらいたいという想いも持っていたので、そのためのイベントとして2019年12月に第1回の「つがる市物産市」を開催しました。
——今回の物産市に並んでいる商品や品物はどのように選ばれたのですか。
西巻 商品については、つがる市役所のブランドを担当する部署と一緒にラインナップを検討しました。特に12月開催ということで、その時の旬の食材であるりんごをメインに、ネギ・長芋・ゴボウ・ニンニクなどを取り揃えました。
神楽坂におけるつがる市の活動について
——神楽坂におけるこれまでのつがる市の活動内容・経緯等を教えてください。
西巻 『果房 メロンとロマン』を青森県つがる市のアンテナショップとして2019年にオープンしまして、地元つがる市産のメロンをメインに“1年中メロンが楽しめるショップ”として運営をしています。さらに今年はコロナウィルスの影響で地元産の農作物・加工品の販売不振が心配されていたので、少しでもそれらを東京で販売して農家・生産者の方々を支援できるように期間限定アンテナショップ「つがる」もオープンしました。
またそれに加えて、つがる市が神楽坂に根付いていくために、今回のような物産市等のイベントも開催しています。
——そういった活動がつがる市のことをより深く知るきっかけとなって、東京の方がつがる市に観光で訪れることにも繋がるかもしれないですね。
西巻 そうですね。活動を通じて神楽坂の皆さんとの距離がもっともっと近くなっていったら良いなと考えています。将来的には神楽坂の方が「つがる市に遊びにいってみたい!」と思ってもらえるようになったら理想ですね。
今後の活動・展開について
——今後の活動については何か予定されていることはありますか。
西巻 『果房 メロンとロマン』については何かしらのイベントを開催したいと考えています。それによって同店にもっと興味を持ってもらえるようにしたいですね。
あと情報発信という視点では、現在独自の「メロンマガジン」を作成しているので、それが完成すればお店のことだけでなくメロンそのものについてももっと知ってもらえるようになると思います。将来的には神楽坂の様々な店舗様とタイアップして、面白い企画を実施していきたいですね。
営業時間:11:30〜17:30
定休日:月曜日・火曜日、年末年始
席数:20席
予算:1,000〜1,999円
電話番号:03-6280-7020
公式HP:https://melon-roman.com/
住所:東京都新宿区神楽坂3-6-92
アクセス:東京メトロ有楽町線・南北線「飯田橋」駅より徒歩5分/都営大江戸線「牛込神楽坂駅」より徒歩5分
営業期間:2020年8月7日~2021年1月24日
営業時間:11:30~18:30
定休日:毎週月曜日、12/24~1/8
電話番号:03-5946-8505
住所:東京都新宿区矢来町118
アクセス:東京メトロ東西線神楽坂駅2番矢来口から徒歩1分
まとめ:つがる市と神楽坂の繋がりに今後も要注目!
大賑わいの中で今年も幕を閉じた「つがる市物産市」。会場の盛り上がりは、つがる市の想いが神楽坂の街にしっかり伝わっていることの証のように感じました。
今回の物産市に限らず、つがる市の活動は『果房 メロンとロマン』をはじめとして今後も幅広く展開されていくとのことでしたので、期待せずにはいられないところ。
これからも神楽坂とつがる市の繋がり・動きに要注目です!
なお、当メディアでは『果房 メロンとロマン』の実食レポートや紹介ムービーを掲載しています。興味のある方はこちらも併せてチェックしてみてくださいね!