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いつもよりちょっとだけお洒落してみたり、普段とは少し雰囲気の違うお店に行ってみたり。気ままに街の魅力に触れてもらえるよう、東京note編集部がリアルな情報を掲載しています。
「ル・パリジャン」って、どんなお店?
フランス料理のお店というと、少し敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、最近ではカジュアルに美味しいフレンチが楽しめる“ビストロ”も増えてきました。
新宿区神楽坂は「美食の街」としてよく知られているところ。そんな神楽坂にもたくさんの人気フレンチレストランやビストロがありますが、本場の味・雰囲気をお手頃なお値段で楽しめる名店があるのを、ご存知ですか?
その名は「ル・パリジャン」。
牛込神楽坂駅近く、細い細い小路の先。まさにパリの風景を思わせるようなビストロがひっそりと佇み、日々多くのお客さんの舌を喜ばせています。
特に「ル ・パリジャン」では、オリジナルの「ブロシェット(串焼き料理)」が人気。
絶品フレンチに舌鼓を打ちながら、本場フランスの風を感じることができる「ル ・パリジャン」を、今回はレポートしたいと思います。
ル・パリジャンへの行き方
美味しい料理のご紹介の前に、まずはル・パリジャンへの行き方を押さえておきましょう。後にご覧いただく外観・内観・料理写真含め、実際に編集部で訪問・撮影した写真を使いながら、わかりやすくお伝えしていきます。
ル・パリジャンは都営大江戸線「牛込神楽坂」駅のすぐ近くに位置していますので、この駅から向かうと便利です。
まずは牛込神楽坂駅のA3出口から地上に出ましょう。出口を出たら、右方向(神楽坂通り方面)へ進みます。
するとすぐ右手側に細い路地が現れますが、ここを曲がります。この小路の奥に、もうル・パリジャンが見えますよ!
写真の中で暖かい光が溢れている場所が、ル・パリジャンです。駅からとっても近くて、しかも路地の先にあるので道路の音などもあまり気になりません。
神楽坂の隠れ家的なビストロなので、大切な友人・知人を招待したり、デートにももってこいのお店です。
ちなみにもう1つ先の細い路地には、これまた神楽坂でも人気のお店が軒を連ねています。「枝魯枝魯」、「アンジェラ」など個性豊かなお店が揃っているので、気になる方はまた別の日に訪れてみてくださいね!
それぞれのお店の実食レポートは下の記事からご覧いただけます。
ル・パリジャンの外観・内観
続いて「ル・パリジャン」の外観・内観をチェック。まさにパリのビストロをそのまま日本に持ってきたかのような、そんな雰囲気を感じるお店ですので、料理だけでなくお店自体もつい写真におさめたくなる美しさですよ!
外観
外観は黒い木製の壁に「BISTRO LE PARISIEN」の文字と赤い扉。非常にシックな造りでありながら、パリのビストロらしいカジュアルさも同居している、そんな外観となっています。
ライティングもピンライトをうまく使ったお洒落な見せ方で、この正面を写した写真だけでインスタ映え必至です(笑)。
入り口横にはル・パリジャンのメニューと、パリ市街のメトロの地図が置かれています。この辺りもパリの雰囲気をそのまま感じることができて、お客さんとしては嬉しいところですね。
内観
店内に入ると、まず左手には厨房とカウンター席が、右手には8人掛けの大きなテーブルがあります。ル・パリジャンのスタッフの皆さんはほとんどの方がフランス人の方なので、お洒落でカッコいいフレンチシェフを見ていたい人はこのカウンター席かテーブル席がおすすめですよ(笑)。
店内奥に進むと、レンガ壁の大きなスペースが広がります。2人掛けの席がいくつも並べられており、お客さんの人数に応じて柔軟に並べ替えられるようになっています。
テラス席・屋外席も含めると、トータルでは52席も用意されているので、大人数でも気兼ねなく利用できますよ!
そしてル・パリジャンといえば、店内一番奥の巨大なワインカーブ。こだわりのワインが多数収納されており、これだけで絵になるほどのインパクトと美しさがあります。ここはインスタ映えポイントですね!(笑)。
そのほか店内にいるとパリのビストロを彷彿とさせるようなポイントがいっぱい。ぜひ実際に訪れて、その雰囲気を味わってみてください。
これが本場パリのビストロの味。コスパも抜群な絶品フレンチたち
さてここからは、お待ちかね「ル・パリジャン」の料理のご紹介。
ル・パリジャンは、オーナーであるナビル氏が「神楽坂に現代のパリを」というコンセプトで立ち上げたお店。そのコンセプトを実現すべく、フランス人シェフが日々絶品フレンチを丹念に作り上げています。
しかもフレンチリストランテというよりは、まさにパリ市街にある“カジュアルビストロ”なので、絶品フレンチがお手頃なお値段でいただけるんです。
伝統的なフレンチフードからル・パリジャンオリジナルの料理まで、幅広いが料理がリーズナブルにいただける、そんなコスパ抜群な料理の数々がメニューに並んでいます。当編集部も美味しいフレンチが楽しめるということで、この日のテンションは高めでした(笑)。
オススメの料理①:パリジャン特性玉子のサプライズ!!!
そんな期待値高めの中で、まず1品目に選んだのが「パリジャン特性玉子のサプライズ!!!」(1,200円)
ル・パリジャンオリジナルのこの前菜は、まさに運ばれてくるまでどんな料理なのか想像もできないのでインパクト大です(笑)。そして気になるその料理がこちら。
玉子の殻の中に数々の具材が閉じ込められ、上にキャビアが添えられた一品。見た目はまさにサプライズ!!
具材は玉子、サーモン、ハーブが細かくカットされ、それらが特性のマヨネーズで和えられています。玉子とマヨネーズのまろやかさに、ハーブの爽やかな香りが相まって、絶品の前菜でした。
キャビアとマヨネーズの塩気も絶妙で、お酒好きな方はこれだけでワインが進んでしまうことでしょう。
もちろんお酒好きな私も、取材に支障が出ない範囲で今回もワインを楽しみました(笑)
オススメの料理②:鶏白レバーのムース
続いてはフランスの伝統的な料理「鶏白レバーのムース」(800円)です。こちらはフレンチ・ビストロでは人気メニューの1つですよね。
ル・パリジャンのレバーのムースは、バルサミコ酢のソースを絡めて食べるスタイル。レバーのムースが非常に濃厚ですが、バルサミコ酢の酸味が口の中でちょこちょこと顔を出し、アクセントを加えてくれます。
少し強めの塩加減が、ワインの進みをさらに加速させること間違いなしです(笑)。また付け合わせの野菜も絶妙な茹で加減で、歯ごたえが楽しい総合力の高い料理でした。
Nextpage:『ル・パリジャン』自慢のブロシェット(串焼き料理)が登場!
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